hitolitabi’s diary

アラ還で始めた海外一人旅、再始動の記録

チェンマイ1人珍道中12〜午後3時、空腹を抱えて食堂を探す

ヘビに囲まれたワット・チェット・ヨートを一通り見終わると、もう3時になっていました。昼頃エビ焼売を3つ食べたきりなので、限界です。ネットで近くのレストランを検索すると、寺のすぐそばにあるようです。

ところが、それらしき店がありません。寺の入り口付近に閉まっている建物があったので、ひょっとするとそこが地図に出ているレストランなのかもしれません。コロナ禍のせいで閉店したのか、そもそも観光シーズン以外は閉まっているのか。

寺を出て地図が指し示す別のレストランを探す事にしました。寺の通りの右側を探しましたが、ありません。仕方なく、前方のローカルな通りをしばらく進みましたが、なかなか店が見つかりません。

ワット・チェット・ヨートに来る前に、ニマンヘミンの辺りで食事をしなかったことを悔やみました。あの辺りなら、いくらでも美味しい店やオシャレなカフェがあったはずなのに。車でターペー門の辺りまで帰った後、食堂に入ってもよかった。旧市街にはいくらでも店がある。

 

もう、どんな店でもいいから入ろう、と決め、10分程歩いた頃、ようやく小さな食堂が現れました。これまで入ったどの店よりも小さい、テーブルが3つ並んでいるだけの、地元の人しか行きそうもない店です。オマケに午後3時を回っています。客は誰もいません。少し躊躇しましたが、お腹は限界です。

テーブルに座り、カオソーイはあるか尋ねました。4日目だというのに、チェンマイ名物のカオソーイをまだ食べていなかったのです。

残念ながらカオソーイはなく、店のお兄さんには肉とご飯のメニューを勧められたのですが、またもやパッタイを注文することにしました。f:id:hitolitabi:20230820010710j:image

正直、ドローカルな食堂、あまり期待はしていなかったのですが、野菜も(もちろんモヤシも!)炒められており、安心して食べられます。味つけもあまり辛くなく、私好みです。注文の際、辛いのはあまり好きじゃない、と言ったのがちゃんと伝わっていたのかも。調理した人は別の人(お兄さんの奥さん?)でしたが。

食べている間にまたスコール☔️がやってきました。危ない所でした。

 

代金を払い(60BHでした)、boltで近くのガソリンスタンドにいる車を配車したのですが、なかなか動く気配がありません。しばらくして車の運転手から「どこにいる?」とメッセージが届きました。向かいに散髪屋があったので散髪店の前、と送り返しましたが、それだけではわからなかったようです。

料理をしてくれたお姉さんに住所を入力して、と頼んだのですが、英語がわからない、との事。困っていたら、最初に注文を取りに来たお兄さんが通りの名前?を紙に書いてくれたので、それを入力しようとしたのですが、なかなかうまく打てず、入力をお願いしました。

運転手からまた、ガスステーションの近くか?とメッセージが。違う、と送った後、どこかわかりやすい建物は無いかと雨の中目を凝らすと、来た道とは反対側に、セブンイレブンがある事に気付きました。「7eleven」と送ると分かってもらえたようで、boltの位置情報を見ていると、どんどん近づいてくるのがわかりました。

 

次は、雨の中うまく車を捕まえられるか、です。この前のニマンヘミンのことがあります。近くに来たはずなのに、双方とも相手が分からず、取り逃してしまいました。車が通ったら素早くナンバーを確認しなくては、と、スマホの画面でナンバーを確認しながら通る車のナンバーを見ていると、店のお兄さんも協力してくれ、無事車を発見。スコールが続く中、散髪屋の前に止まった車に乗り込みました。サンキュー、と礼は言ったものの、大騒ぎして世話になったのにチップも渡さず、店の写真も撮っていなかった事が悔やまれます。またチェンマイを訪れることがあれば、ワット・チェット・ヨートの近くを手がかりに行ってみたいものです。

 

ホテルに戻ると雨は小降りになっていて、家族づれがプールを楽しんでいます。水温を確かめると、冷たくはありませんでしたが、暖かくもない。スコールがきてましたからね。

部屋に戻ったのは4時をかなり回っていました。シャワー代わりにプールに入ろうか迷ったのですが、5時にはロビーでツアーバスを待たなくてはなりません。プールは諦め、シャワーをさっと浴びて、長袖ブラウスとパンツに着替えました。