hitolitabi’s diary

アラ還で始めた海外一人旅、再始動の記録

3月20日、春分の日。台湾旅行のはずが・・・

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春分の日の午後12時過ぎ。

本当なら花蓮行きの台湾鐵道で台鐡弁当でも食べているはずだったのに、東京行きのぞみの車中で淡路屋の「神戸名物すき焼き弁当」を食べていた。

これはこれで美味しいけど。

少し傘をかぶってはいたが、雨で見えないと思っていた富士山も見ることができたし。
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年末の台湾旅行を終え、1月にはもう次の予定を入れていた。

19日で仕事が一段落するので、3月20日の7:50のピーチ便で台湾に飛び、花蓮で2泊してタロコ渓谷を満喫し、台北に戻って3泊、中正紀念堂でヒグチユウコさんの展覧会を楽しみグッズをゲットし、上海経由で関空に戻る、という予定だった。

 

ところが3月に入り家族に問題が持ち上がり、台湾に旅立てるか怪しくなって来た。

そして、こともあろうか20日に東京に向かわなければならなくなり、日曜日の晩、泣く泣くキャンセルした。

 

戻って来たのは、帰りの中国系の便の空港使用料だけ。

 

LCCだから仕方ない。

ピーチ便は別日の振替ができたようだが、乗れそうな日で検索したら行きだけで22,000円必要。これに帰りのチケットの代金も入れると、かなりの額ということがわかり、断念することにした。

 

後で使用したカード会社のサイトを見たら、旅行保証のようなものがあって、一親等の家族に関わるキャンセルなら、お金が戻ってくる場合があるようだったが、今回は二親等。

残念。

 

もっと早くに行っとけば良かった、とも思ったが、年末も行ったとこだし、昨年は旅行しまくっていたため、予想していた程には残念に思っていない自分に驚く。また条件が整ったら、旅立てばいい。

 

今日はお彼岸ということで、晩ご飯の後のオヤツはおはぎにしてみた。東武ストア自慢のおはぎをしみじみと味わいながら、川越の夜は更けていった。


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還暦女子、初センベロ

最近ブログで気になっていたセンベロを、先日初体験した。

天王寺で用事を済ませた後、中之島でモネ展が開かれているのを思い出し、平日だし空いてるんじゃないかと、夕方行って来た。いつの日かパリに飛んでオランジェリー美術館で睡蓮を見たい所だが、今の所その予定は全くないので。

 

「○○展」というと、大抵違う画家の作品も展示されてあったりする事が多いのだが、今回は最初から最後までオールモネ、しかも最後の方に展示されていた睡蓮を含む10点程の作品は写真撮影OK、という夢のような展覧会で、2,500円の入場料はたっかいなぁ!と思っていた気持ちも吹っ飛んだ。3月には新しく展示される作品もあると聞いたので、また行きたいと思った位だ。

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閉館の18時まで1時間半位タップリと鑑賞し、その後グッズを買い(SNOOPYとのコラボ商品もあり、別にSNOOPYファンでもないのに大量買い。きっと私だけではないはず)、

 

トイレを済ませたり美術館周りのイルミネーションを撮影したりしている内にすっかり夜。

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この日は遅めの朝ごはんを食べた後、カフェモカを一杯飲んだだけだったので、腹ペコで家に帰るまで持ちそうもない。

 

ちょうど美術館でもらったフライヤーにフェスティバルプラザのセンベロ情報が載っていたので、行ってみる事に。

日頃フェスティバルホールに縁がないので、本当は他にも気になる店があったけど、ビールが飲めればいいかと、1番手近な所にあったビアホールに入った。ビアホールなんて、久しぶりですよ。

 

すぐ入れたのはいいけど、週末というのに閑散としていて、活気がなく、ちょっと肩すかし。まぁ、静かでいいか・・・

注文は席のQRコードから。今どきですね〜。まぁ、人手もいらないし、注文間違いも起こらない。1,100円のビール&唐揚げ&ポテトのセンベロだけだとちょっと足りないかと、パエリアも注文。ビールが先にやって来て、空きっ腹に堪える〜😁

料理がなかなか来なくて、ビールの泡がなくなるいつもの展開になり、やって来たポテトは冷えかけてしなしなで残念ながらあまり美味しくなかった。唐揚げは熱々だったけどね。

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後からやって来たパエリアは水加減のせいか柔らか過ぎたのが残念ポイントだったけど、大きなエビが2尾入っていて、ボリュームタップリだった。

パエリアも注文したので会計は2,400円弱だったかな?全然センベロじゃなくなってしまった😅それにしても、稼ぎ時の金曜日の晩にこんなにお客さんが少なくて大丈夫なのかと心配になった。

 

その内、フォローさせて頂いているブロガーさんが通っている沖縄の店で、本格的なセンベロを楽しんでみたいものだ。

 

還暦女子、初バックパッカー体験記23〜高雄の駁二藝術特區で街角アート鑑賞

美術館駅と内惟藝術中心駅との間にある『トトロのトンネル』を抜けた後、LRTは南方向へ、昨日フェリーに乗った西子湾の近くの哈瑪星駅を通り、ウォーターフロントへ。時間があまりないが、真愛瑪頭駅で下車し、ガイドブックで一際目立っていた「高雄流行音楽中心」のビルを見に行く事にした。途中駁ニ藝術特区に差し掛かると、アート作品やビルに描かれた壁画が現れてきた。後で時間があれば見にこよう。

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真愛瑪頭駅のプラットフォームは高架にあり、降りるとすぐ前に高雄流行音楽中心のビルがそそり立っていた。複雑な立体構造のビルは、角度を変えると様々な表情を見せてくれる。


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夜はライトアップがきれいらしい。昨晩近くまで来ていたのに、知らなかった・・・

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フェリーで撮った写真で確認してみた。船の奥に独特な形がかすかに見える。右端には高雄のランドマーク、高雄85大樓。らしい。

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高雄港大港橋が遠くに見えて来た。その途中にあったこれは???クリスマスか年末のイベントかな?
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海岸沿いを歩いていると、アート作品が次々と現れて来た。
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面白いアートが次から次へと現れてくるが、じっくりと見ている時間はなかった。それどころか駆け足だ。この時点で既に11時を回っていた。12時までにホテルに戻ってチェックアウトし、空港へ向かわなくてはならない。
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時間があれば高雄大橋を渡ってみたかったが、そんな時間はなかった。反対側から高雄音楽流行中心や高雄の街を見てみたかったなぁー。
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大胆にペインティングされたビルもじっくり見る時間がないので、取り敢えず写真に収める。
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ミッフィーが中に入ってと誘ってくるが、グッズは日本でも買えるから、我慢😣
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黄色いガンダム
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オサレショップがたくさん入ったビルもあるはずだが、探す時間もない。

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トイレもレトロおしゃれ系だが、個室にはペーパーがなかった!自前で持っていたから良かったけど、後から通路にある事に気付いた。(海外あるある)
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後ろにある船舶機械の会社の壁面もアート。船舶の街だから鉄のオブジェが多いのかも。

そう思うと、山積みされた古い部品もアートに見えてくる。

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時間があればスタバにも入りたかった。
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そろそろ電車に乗って帰らないと、と地図検索したら、来る時ラインを間違えた事に気付いて電車を降りた駅(ヤンチェンプー駅)がすぐ近くだったことがわかった。
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駅から150mで駁二藝術特區に行けたのか・・・😱!!!

そうと知ってたら、そのまま駅を出て駁二藝術特區を散策して真愛瑪頭方面へ向かい、トラムでトトロのトンネルへ行けば、もっと時間を有効に使えていたのに・・・!!!

それどころか、後で地図で確認したら、ホテルからも徒歩圏内だった。20〜30分で高雄音楽中心に行けたようだ。

 

日本でも海外でも、基本成り行き任せの旅をすることが多いので、こういう後悔や失敗をする事には慣れている。その度に軽く凹み、次はしっかり計画を立てようと思うのだが、実行できたことがない。

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11:30前に鹽てい?埔(ヤンチェンプー)駅に到着。O線で美麗島方面へ。ここで乗り間違ったら、えらいことです。

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市議會駅からホテルへ。隣の24時間スーパーに結局行けなかった。夕べ行っとけばよかったな。この旅では、一度もスーパーマーケットに寄れなかったのが心残りだ。
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ニャンニャンニャンの翌日に焼いたネコ型マフィン

買い物に行くのも面倒だけど甘いものが食べたくなって、家にあったホットケーキの素とバナナでマフィンを作った。封を切らないままに賞味期限切れになっていた無塩バター救済の意味もあった。(大丈夫か⁈)

 

お菓子作りは久しぶり。

計量しようとスケールを取り出したけど、スイッチが入らない。蓋を外すと、電池が古くなって液漏れしている。新しい電池も3本しかなく、日頃あまり使っていないステレオのリモコンから1本拝借して試してみると、スイッチがちゃんと入った。

 

計量したバターとハチミツを混ぜ、ホットケーキの素とつぶしたバナナを加えてヘラで混ぜ、型へ。

ところがこの段になって、マフィン型が見つからない。そういえば、去年少し断捨離のやる気が出ていた時に棚を整理したっけ。

 

荷物置き場になっている部屋を探すと、他の製菓グッズはあるのに、探していた丸いマフィン型がない。仕方なく、昔無印で買ったシリコン製のネコ型を使う事にした。入っていたリーフを見るとスコーンやベビーカステラも焼けるらしいので、大丈夫だろう。

 

型が小さいので入れにくく、本当は少し少なめに入れないといけないのかもと思いつつ、たっぷり入れてしまった。

180度に予熱したオーブンで25分。しばらくすると生地はムクムク大きくなり、型を大きくはみ出してしまった。

 

出来上がりはこんな感じ。

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ネコに見えるか???

 

そう言えば昨日は2/22、ニャンニャンニャンの日。昨日作ればよかったよ。

 

でも、味は悪くなかった。

 

還暦女子、初バックパッカー体験記22〜高雄LRTに乗ってトトロのトンネルへ


台湾旅行最終日、またしても寝坊して、8時を回ってしまった。しかも高雄のホテルはこの旅唯一の朝食付きなので、食べないという選択肢はない。


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ちょっと胃もたれしていたのと、それ程食指が動かされなかったのとで、まずはお粥と少しばかりのおかず、その後クロワッサンとフルーツ、カプチーノをいただいた。真っ白でカフェオレにはとても見えないが、これはコーヒーマシーンのせいではなく、私のカップの置き方が悪かったせい。コーヒーの半分は外側に溢れ、ほとんどミルク状態になってしまった。

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ほぼミルクのカフェオレのミルクを半分くらい飲んだ後、2つめのクロワッサンをもらいに行くついでに、カップにさらにエスプレッソだけを抽出し、なんとかカプチーノになった?

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嬉しいことにアイスクリームもあったので、少しだけ、お腹壊すのが怖くて、ほんのちょっぴりだけ食べた。
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部屋に戻る前に、ランドリールームにも寄ってみた。ここの乾燥機は独立していて使いやすそうだったので、使ってみればよかったと後悔した。昨晩は乾きやすそうなものだけを少しだけ手洗いし、タオルを駆使して水気を取りまくったのだ。リサーチ不足だった。


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昨日の高雄観光は旗津の灯台だけで終わってしまったので、今日はなんとしてももっと高雄の街を観光しなくてはならなかった。そうでないと、わざわざ高雄には宿泊した甲斐がない。ただ、帰りの便から逆算すると、残された時間は3時間もない。

気になっているのは、ウォーターフロントにある駁ニ藝術特区と、路面電車(LRT)の駅の途中にある、通称『トトロのトンネル』

R線の凹子底駅と隣接しているLRTの始発駅、愛河之心駅から乗れば、トトロの林を通った後ウォーターフロントで降りて散策し、再度LRTに乗ってR線の駅と乗り入れがある駅まで行くことができそうだ。

チェックアウトは12時なので、荷物は部屋に置いたまま、地下鉄の駅へ急いだ。そして、やって来た電車に乗った後、自分がやらかした事に気が付いた。

美麗島駅からR線に乗るつもりだったのに、O線の市議會駅から電車に乗ってしまっていたのだ。夕べ旗津へ行く際利用したので、体が無意識に市議會駅に向かってしまったようだ。

ホームで記録のために路線図を撮ったのに、気付かなかった💦

 

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次の駅で慌てて降りた後、予定通り美麗島まで行きR線経由でLRTに乗るか、それとも昨日行った西子湾まで行ってそこからLRTに乗るか、迷いが生じてしまった。迷っている間に、美麗島駅方面の電車を1つ逃してしまったが、西子湾からだと、目的の2つの場所が反対の方向にあるので効率が悪いと判断し、次の美麗島駅方面行きの電車を待つ事にした。


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美麗島でR線に乗り換え、凹子底駅に到着。1出口を出ればLRTの駅に行けるらしい。


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やっと愛河之心站に到着。長かった〜。
ホテルを出て1時間近くかかってしまった。30分以上のロス😂
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路面電車がやって来た。運賃はICカード使用で1回10TWD、50円弱。


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残念ながら窓が透明ではなく、外の景色がよく見えない。トトロのトンネル(龍猫隧道)は美術館駅と内惟藝術中心駅との間にあり、車内から楽しむ事にしていた。しかも、運転席の下半分以上は鉄道のキャラクターの絵が貼られていて、さらに運転席の上方は日除で遮られているため、30cm程の隙間からしか前方が見えない。

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この子たちは高雄軽軌(ライトレール)のイメージキャラクターで、「軽軌少女隊ライトレールガールズ」というのだそう。2人は姉妹で、ピンクの髪の子が姉の『克萊兒クレア』ちゃん、ブルーの髪の子は妹の『克芮兒クリエル』ちゃん。2人をサポートするのがイルカ型AIの『小愛アイちゃん』緊急時は武器になるんだそうな(いったいどんな⁉︎)

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なんとか見えた!LRTは線路の中まで下草に覆われていて、野原の中を走っているように見える。

せめて日除がなければなぁ。もっとよく見える車両もあるのかな?

時間があれば、降車してトンネルと車両を収めるのがベストなんだろうな。ただし、平渓線とは違い線路内の立ち入りはできない。当たり前だけど。

還暦女子、初バックパッカー体験記21〜高雄の港から世界最短?フェリーに乗って夜の灯台を見に行く

灯台のある旗津半島へのフェリーは、高雄を東西に走るMRT橘線(O線)の終点、西子湾(シーヅワン)という駅の近くから出ているらしい。

ホテルはちょうど美麗島駅とO線の市議會駅の間くらいにあるので、市議會駅から乗ることにした。そこから二駅で西子湾。

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ホテルを出たのが遅かったので、西子湾に着いた時にはすっかり日が暮れていた。

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鼓山輪渡站、フェリー乗り場が見えて来た。

フェリーに乗るバイクの列が文字通り長蛇の列を成していて、乗れるのか不安を覚えながら列に並ぼうとしていると、「人間はあっち」、と指し示された。

言われた方に行くと、さっき通り過ぎた魚市場とコンビニの間にPassenger↑と書かれた黄色い看板が出ていた。こりゃ、気付かんわ!

さっきバイクが待ってた所も、写真で良く見ると「機車専用道」って書いてあった。

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無事乗船。デッキに出て、地元の人たちの会話を聞きながら(サッパリ意味はわかりません)すっかり暗くなった高雄の街を写真に収める。

うん、本当は灯台から沈む夕陽を見たかった所だが、これはこれで、なかなか・・・

1時間早ければ、両方見れたか・・・
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5分程で旗津に到着。思っていた以上に栄えている感じ。フェリー乗り場のある建物も驚くほど立派だった。これからフェリーに乗る人が列を成している。すぐ傍では芝居小屋?が出ていて、大勢の人が立ち止まって見ていた。
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念のため帰りのフェリーの時間を確認した所、夜中まで運行していることがわかった。

さて、目的地は灯台Googleマップに従って進むと、人気がない真っ暗な道を指示されたが、進むしかない。暗いのでスマホの灯りを頼りに歩く。

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しばらく進むと、遊歩道の先に街灯がたくさん見えて来てホッとした。だけどもそこで、灯台がかなり上の方にあることに気付き、絶望的な気持ちになった。灯台だもんね・・・そりゃ遠くが見渡せる所にあるわいな・・・

ここまで来たら、引き返すわけにはいかない。

わざわざフェリーに乗って来たのだから。

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長い急階段を登り終えたと思ったら、次はスロープ。地味にきつい。そして、上から人間だけではなく、時々バイクもやって来るので、気を付けなくてはならなかった。こんな所で事故りたくない。

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やっと到着。灯台の下からかなり歩いたように思っていたが、実際には5分程だった。そして、結構人がいる。まぁ、1人で来てるのは私くらいかな。デート中のカップルに遠慮しながら、写真を撮った。

日のある内に来たかったけど、これはこれできれいだ。

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カフェがまだ開いていたので、水も持っていたし100元と高かったけど、ご褒美にジュースを飲むことにした。・・・観光地価格だから仕方ない。カップルの横で夜景を楽しみながら、甘すぎるパインジュースを飲んだ😅
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そして、帰り道はなぜだかずっとスロープだった。道理で、バイクで降りて来る人たちがいたはずだ。

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降りた道を反対方向に進むと、砲台があるようだが、さすがにこれは諦め、旗津の街の方へ戻る。
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3匹の猫ちゃんに遭遇。1匹はサッと車の陰に隠れてしまったけど、さすが港街。これはこの後も期待できる。
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おお、なんかいい感じの街じゃないですか。

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飼い猫ちゃんかな?パシャパシャ撮ってたら、睨まれた、猫ちゃんにね。
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行く時気になった建物、旗津天后宮という17世紀に建てられた高雄で1番古いお廟だったようだ。ケバケバしいとか思って、すみません😅

今になって、参らなかったことが悔やまれます。
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そして、港町なので美味しい魚介類があったはずなのに、躊躇して入れなかったのも、悔やまれる。というのも、500元しかなかったのにジュースを飲んでしまったので、400元程しか手持ちがなかったのだ。もしもオーバーしてしまったら・・・と思うと、店に入ることができなかった。


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・・・で、躊躇した末、近くのスイーツ店に入り、芋圓を注文した🤣今回も、あったかいやつ。やっぱり、平渓で食べたのが1番美味しかった。

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フェリー乗り場の周りは、来た時以上に盛り上がっていて、バイクに跨ったまま鑑賞する人がたくさんいた。

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トイレに行くため舞台の横を通ると、袖に下がった役者さんたちが衣装を着替えたり化粧を直したりしている姿が見えた。
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バイバイ、旗津。


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帰りのフェリーは行き以上にあっけなかった。

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Google先生に従って暫く進むと、01捷運站↑

と書かれた街灯が見えたので、迷いようがない。
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行き同様西子湾からO線に乗り、今度は美麗島まで来た。

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六合夜市に寄った後、ホテルに帰るつもりで外に出たら、雨が降っていた。今日は降らないと思って傘をホテルに置いて来たのに、なんということでしょう。

仕方なくホテルに戻るつもりだったのに、なぜか人通りが多い所へ案内されていて、いつの間にか六合夜市にやって来ている事に気が付いた。こうなったら、何か買ってホテルで食べよう。
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一通り見た後、牡蠣オムレツを食べていない事を思い出した。70元。パイナップルジュースより安い!
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他にも気になる店があったけど、昨日台南で買って持って来たビールがホテルで冷えてるし、エビ煎餅も食べないといけないので、牡蠣オムレツだけにした。

24時間スーパーの小北商店が見えて来た。黄色い看板は、まるでスーパー玉出だ。


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私の部屋、この不思議なドアの向こう側なのです。
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うっかりして、胡椒味を開けてしまったので、なかなか減らない海老せんべい。歯応えはじゃがりこ的な感じで、海老の味が濃い。

 

なかなか濃い1日だった。明日はとうとう最終日。軽く荷造りをして寝る事にした。

 

還暦女子、初バックパッカー体験記20〜台湾鐵道で出会ったイケメン青年、その名はトム

台湾旅、最後の都市高雄へ台鐡で向かう。

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台南からは三十数分、この旅で1番短い乗車時間。指定席を購入しているので、安心して窓の外を眺められる。
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『次は左營〜』のアナウンスが流れた後、お隣で居眠りしていたイケメン青年が、ムクっと起きて質問してきた。

『次は高雄?』

その後、しばし会話を楽しむ。

 

イケメンさんは『トム』さん、シンガポールでの就職が決まったので、仕事が始まるまでの期間を利用してアジア各国を旅しているとか。

 

よく分からなかったのが、「『トム』というニックネームを友人がおかしいと言う」って言われたんだけど、どこがおかしいのかサッパリ分からず、???となった私のために(英語が理解できないと思ったのであろう)わざわざGoogle翻訳で日本語にしてくれたけど、なんで『トム』がおかしいのかは最後まで分からずじまいだった。

トム・ハンクスなど有名俳優もいるし、中学英語に出てくる男の子はたいてい「Tom」か「Andy」だったけど??

Thomas→Tom かTommyじゃないの?

イケメン青年がThomasかどうかは知らんけど。

 

私が仕事をリタイアして、今は週に3日だけ働いていると言ったら、年齢を聞かれ、正直に答えたら「Wow!You look young!」と言われ、ちょっと気分を良くする。

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5分程話してたら、高雄に到着。

今夜のホテルがある美麗島へ高雄捷運(MRT)の紅線(R)で移動。

MRTのホームで、さっきのイケメン青年に再び遭遇。彼女?連れだった。

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駅のステンドグラスはすばらしく、ガイドブックで見た通りだ!と、テンションが上がる。
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地上に出て来るまでに迷ってしまったけど(自分が地下何階にいるのか分かっていなかったため)

MRTの入口がとても立派で、さすが南部最大の都市!地下鉄駅に台湾の総称「美麗島」とつけるだけあるわ!と、感心した。
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駅から歩くこと数分、今日の宿カインドネスホテル(康橋商品旅)が見えてきた。大通り沿いでわかりやすい。
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最大4人泊まれる部屋のようで、カップも水も4つ。一泊なので、飲みきれないですね。
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バスルーム用のスリッパがありました。
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なんと、トイレはPanasonicのシャワー便座🥰


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バス備品も充実しています。シャンプーとボディソープは男性用、女性用それぞれあり、コンディショナーも付いてる😍
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そして全身用シャワー🚿?

角部屋だったので、お風呂も明るい。


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タオルは2セットだけか・・・と思ったら、反対側にもありました。

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歯ブラシも4セット。
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ティッシュクリネックス!その横になぜかフロス・・・は、まぁいいとして、蛍光灯の上に何か乗ってる?

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なぜか櫛🪮が蛍光灯の上に。誰のイタズラ?

まぁ、また同じ所に置いときましたけど・・・

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隣は小北百貨という24時間スーパーです。

 

しばらく部屋でくつろぎながら、ガイドブックを見て、この後どうするか考える・・・六合夜市が近いけど、晩ごはんにはまだ早いし

・・・と、地下鉄で少し行くと、フェリーに乗りすぐ前の島?に渡ることができ、そこにある灯台は9時まで見れる、ということがわかりました。

フェリー!?

これまで様々な公共交通機関を利用して来た台湾旅、これは乗るしかないでしょう。