11時半過ぎ、やっと三峡に到着。
今日は台鐡で台中に移動する予定なので、余りゆっくり見ている時間はない。
三峽は想像していた以上に大きな町で、土曜日という事もあってか、かなりの人混みだった。
ズラリと商店が並び、大きな市場もあり賑わっていた。目指す老街は10分程歩いた先にあるらしい。大抵の店は歩道にはみ出しているので、時々車道に降りることになる。車よりもバイクにはねられないよう気をつけながら進むしかない。オマケにコイツは当たり前のように歩道に乗り上げてくるのだ。油断できない!
歩道ではなく、車道にバイクが停められている。マナーの良い街だ。
見事な前口上で魅了するおじさん。まぁ、何言ってるかは全くわかりませんが。
この光景を撮影してたら、注意を受けた😅
囲碁でも将棋でもなく、麻雀🀄️
気になる店がたくさんあるが、先を急ごう。
老街入り口にある派出所の建物も立派。近くに警察署があるのは安心できる。
分かりやすいトイレ表示。これ、大事。
そして、とうとう三峽老街へ。正式には三角湧老街というらしい。
一瞬、映画のセットに迷い込んだかと思いましたよ。周りに高い建物がないので、余計にそう思うのかな。
両脇にレンガ造りの建物がズラリと、遥か向こうまで続いている様子は、圧巻です。
日本統治時代に建てられた老街は200mもあるそうな。
はるばる来て良かった〜
三峽にするか、台北市内を回るか、ちょっと迷ってたんですけどね。
側溝の蓋は近年作られたようですが、これも美しい。
コーヒーショップの看板ネコ。
建物の1階部分は全てお店になっていて、お腹が空いてきたので、豆花を食べる事にした。
豆💐の店が通りを挟んで二軒向かい合って、片方は男子、もう片方は女子が呼び込みを行っている。迷った末、男子の呼び込みさんの店へ。
味は薄め。昨日平渓で食べた芋圓の方が美味しかったな。
後で調べると、少し離れた所に築70年の病院をリノベした豆乳工場直営の店があったようだ。
あ〜、下調べが足りなすぎた!
クロワッサンの形をしたパンの店がいくつもあり、どうやら金牛角という三峡発祥のパンらしい。老街の手前に行列ができている店があったので、後で買ってみる事にした。
山峡には大きなお廟もあり、壁や石柱に見事な彫刻が彫り込まれていた。
2024年は辰年という事もあり、龍🐉が気になる。
お廟の前ではイベントが行われるようで、準備が進んでいた。
かつて水運を利用して栄えたというだけあり、街を川が取り囲んでいます。
素晴らしい三峡の街に時が経つのを忘れていたが、もう1時過ぎ。やばい。パンだけ買って、早く台北に戻らないと。
行きに見た時同様、行列ができている。みんな箱買いしているので、やはり美味しいに違いない。
並んでいる間に検索した所、この「金三峡」という行列のできるパン屋は、台北にも支店があるらしい🤣
まぁ、もう並んじゃってるし、どうせ今日台北を離れるので、ここで買うのが正解だと思う。
オリジナルの原味にするか迷ったけど、1番人気のメロンパンとクロワッサンを1つづつ注文。2つで75TWD。受け取ると、2つの包みのどちらもメロンパン。店員さんに注文と違う事を伝え、取り替えてもらった。
Google先生に教えてもらった三峡国小というバス停で、来た時と同じ910番のバスを待つ。トイレに行きたくなったが、30分我慢すれば駅に着く。
バスが到着し、乗り込もうとしたら、運転手がICカードの読み取り部分を手で押さえて、タッチさせてくれない。
え?どういう事?
ただで乗せてくれるの?
そのまま乗り込もうとしたら、運転手に止められた。
満員なので、乗せられないという。
MRTまで行かないと行けないんだ、と伝えたが、後のバスに乗れ、と、乗せてはもらえなかった。
まさかの乗車拒否。
私と、一緒に待っていたご夫婦らしきカップルは、バス停に取り残される事に。
次のバスがすぐに来るとは思えない。
まずはトイレ問題を片付けるため、すぐ近くのコンビニへ。
トイレはすぐ見つかったが、使用禁止の紙が貼られている。念のため店員にも聞いたが、使えないとの事。
仕方なく店を出て、次のコンビニを探す。コンビニはすぐに見つかったが、今度はトイレがない。その次のコンビニも✖️😱
老街近くまで戻った所で、やっとトイレの使えるコンビニを発見した。
ここは台湾。日本のようにコンビニにトイレがあるとは限らない・・・
ホッとした所で、クリスマスソングを歌うかわいい合唱隊と遭遇。なぜ付き添いが恐竜??・・・と思ったが、辰年だから?それともこの街のシンボルなのか?
さっきとは別のバス停でバス待ちをし、MRT永寧駅へ。項埔と同じブルーLINEだが、項埔より南部にある。
永寧に着いた時点で3時前。
これからホステルに戻り、台中に向かう電車に乗れるのは一体何時になるのか・・・
できれば明るい内に台中に着きたかったけど、絶望的😱
ただ、台中行きのチケットを購入していなかったのが不幸中の幸い。
自分のこと、信用してないからね。